サジェスト検索の仕組み
サジェストと聞いてもいまいち何のことだか分からない人も居るでしょう。
そこでYahooやGoogleのサジェスト検索の仕組みについてまとめたいと思います。
サジェストとは、予測変換や関連変換のことです。
YahooやGoogleで何か単語を入れてみましょう。
例えば夕食と入力した場合は、レシピ、宅配、簡単、ダイエットなどの単語が自動でリストアップされます。これがサジェスト機能と呼ばれているものです。
Yahooの場合は虫眼鏡で表示されている部分も該当します。
(サジェスト虫眼鏡対策についてはこちら)
これらのサジェスト機能はものすごく簡単に解説すると、多くのユーザーに検索されているキーワードが表示されます。
注目度の高いキーワードがサジェストとして表示されると考えて良いでしょう。
検索の精度が上がり、欲しい情報にアクセスしやすくなるので非常に便利な機能です。
しかし、このサジェストにネガティブな情報が入ってしまうのは問題です。
会社の名前を入力した時に、ブラック、脅迫、詐欺のような単語が並べば深刻なマイナスイメージを持たれます。
取引先からの信頼を失い、消費者離れを誘発させてしまう恐れがあるでしょう。
YahooとGoogleではサジェスト表示の仕組みが違っていますが、おおむね下記の情報が関係しています。
一番大事なのは特定の単語で何回検索が行われたかです。
検索の回数が多ければそれだけ重要度が高いと考えられます。
次に幅広いユーザーが検索していることが求められます。
同じ人が1000回検索するよりも、100人が1回検索する情報の方がサジェストに含まれやすいのです。
最後はキーワードに対応するサイトが存在しているかどうかです。
「○○株式会社 評判」、というサジェストであれば、「○○株式会社の評判を徹底分析」のような関連サイトが必要です。
単語だけでなく、それを検索した後に関連サイトがあるかも重視されています。
サジェスト検索の仕組みはこのようになっており、非常に高度な計算が行われています。
ただし、うまく情報をまとめることが出来ればサジェストに出て来る単語を削除したり追加したりが可能です。